作業からの脱却
TOEICを受けてみて、模試を解きながら気付き始めてきたことがある。
それは、旧形式のTOEICと現行の試験では性格が120%変わったということだ。
難しいと言われていた旧形式のvol4のスクリプトと選択肢の作り方を眺めていたが、基本的には英文を聞き取れればそれで回答できる問題が多かったように思える。
特にこれまでのPART3,4では、聞こえてきた内容を考えることもなく、音声の連なりだけに気をつけていれば、機械的に聞こえた通りの選択肢を選べば回答ができた。
しかし、形式が変わってからはそうしたやり方が通用しなくなった。結局は、英語を聴きながら、頭でどれだけビジュアライズできるかを見る本質的な試験へとレベルアップしたのだ。
中学時代の英語の授業で、NHKの攻略英語リスニングという教材を聞いたと記憶している。その中で、主任の柴原先生が常に行っていたのは絵に描くことや、場面を思い浮かべるビジュアライズだと言っていた。
メモが取れるTOEFLibtでも、高得点を取るひとは得てして簡単なメモを書き、基本的には頭の中で理解をする人ばかりだった。
まだ、900点にも達していない分際がいうのは些か説得力に欠けるだろうが、TOEFL ITPのリスニングテキストを開いて我に帰った。
基本的に本書籍の中で描かれていることが、現行のPART2の難化傾向と一致しているのだ。
試験は違うとはいえ、作問者は同じETS。結局は、選択肢の作り方のヒントは過去のテストに隠されているのかもしれない。
本日は精選模試リーディングのTest5リーディング1回目チャレンジと、リスニングの2回目をやってみた。
昨日の結果と合わせると(-4, -3, -9) 予想スコアは420点となった。
MPよりもSPに苦手意識があるのかもしれない。原因は何か、改めて特定していきたい。